小児歯科/小児矯正歯科
Pediatric dentistry 小児歯科
お子さまの歯を守りたい
お子さんのペースにあわせた治療とストレスを感じずにどこまでできるかを判断しながら進めてまいります。お口の中の状態により、しなければならない治療がある場合、必ず親御さんに伝えてから治療を行ないます。また虫歯の予防や治療以外にも、噛み合わせや矯正治療の専門的な治療もおこっております。お気軽にご相談ください。
フッ素コートの大事さ
フッ素には歯の再石灰化を促したり、虫歯菌の活動を低下させる働きがあるため、歯をコーティングすることで虫歯を予防になります。
フッ素コートは3~6ヶ月ごとに定期的に行うことをおすすめしております。
小児歯科とは、一般に成人に至るまでの患者を担当する歯科のことです。病院、歯科医院によっては、18歳までの患者の場合や障害者では20歳を超える患者を診る場合もあります。
小児歯科では、成長発育に関する知識は十分備えているのは前提条件となり、それとは別に親御様への歯科指導を行う必要性もあります。歯科を嫌がるお子様とのコミュニケーションも必要となってきます。小児歯科は乳歯から永久歯へと代わる成長著しい時期を専門的に学んだ医師がお子様の成長に合わせ治療方針を決定し無理なく治療を受けて頂くことが出来ます。
小さいうちから歯医者で口の中をきちんとケアをしてもらっていれば、永久歯に生え変わっても問題が少なく済むと考えられています。また、小児歯科治療ではフッ素を塗布したり、歯磨き指導を行っております。
当クリニックでは、お子様が歯医者に対して恐怖心を抱くことのないよう、院内にお子様が好きな可愛い作りのキッズスペースを設置しております。
小児歯科の対象年齢は、一般的には18歳までが対象とされています
障害児においては、20歳までが小児歯科と位置付けている医院もあります。
基本的に治療方法は、大人と変わりはありません。
穴が開いているような虫歯は削って金属やプラスチックで詰めるのが基本です。また、大人同様に深い虫歯や痛んだ歯は神経を取るような処置をして金属冠をかぶせます。いずれの処置も麻酔をして治療することが多く、大人と同じくらいの時間はかかります。乳歯はどうせ生えかわるものと思い放置せず、乳歯の健康はお子さんの正常な成長発育には欠かせないものです。綺麗な乳歯は綺麗な永久歯や正常な歯並び・かみ合わせへの第一歩です。
小児歯科の治療では早くから歯を削ったり抜いたりしないで済むように予防を第一に心掛けており、定期健診を推奨しています。
Pediatric orthodontics 小児矯正歯科
小児矯正歯科
子どもの矯正の大きなメリットは、「骨格の成長が終わった成人では顎の成長をコントロールできない」のとは違い、小児の段階であごの成長をコントロールしながら無理なく永久歯が生えるスペースを確保し、抜歯のリスクを減らすことができることです。また小児の段階では骨が柔らかく、歯が動きやすいこともメリットとして挙げられます。
治療開始のタイミングはそれぞれ違いますので、お子さんにとってより良いタイミングで治療を始められるよう早期の相談・診断が重要だと考えております。
早期に治療をはじめるメリット
小児矯正歯科とは、子供の成長に合わせて歯科医師が最適なタイミングで矯正治療を行うことです。子供のうちは歯に負担を掛けることなく、理想的な歯並びを作ることができます。また、大人は顎骨の成長が終わってしまっているので歯を動かすだけの矯正になってしまいますが、子供はまだ成長段階にあるので、ある程度アゴの成長をコントロールしながら矯正を行うことが出来るため、歯がスムーズに移動でき、短期間の治療ですみ費用の負担も少なくなります。
小児矯正の場合、顎の骨が成長する6歳~14歳までの間に矯正を行うと有効だといわれています。ですが、3歳児検診で反対咬合と指摘された方はできるだけ早い段階での受診をおすすめします。反対咬合とは、下の歯が上の歯に被さっていて、正常な噛み合わせができていない状態のことをいいます。これはつまり、よく言われている受け口のことです。受け口をそのままにしておくと横を向くと顎が前に出てしゃくれているなど、外見上でも問題がでたり、滑舌が悪くなり、聞き取りにくいしゃべり方になったりしていまします。
小児は、歯が凸凹していることにより、ブラッシングへの妨げとなり汚れが残ってしまい虫歯や歯肉炎の原因にもなってきます。また、本人自身のコンプレックスにもなり、精神的にも負担が多くなります。歯並びについて不安がある場合は、できるだけ早い段階で歯医者の受診をお勧めします。
小児矯正は永久歯が生え揃う前に行う矯正なので、永久歯の生え変わりの様子を見ながら治療を行うことが出来ます。そのため、通常の矯正よりも長い治療期間・観察期間が必要になることが多くなります。小児矯正で成長能力を利用した治療方法に床矯正というものがあります。これは、顎を広げる歯列矯正のことです。
目立たず、取り外しができる装置をつけることで、徐々に歯の土台である顎を広げ、将来的に歯並びが整う口腔内環境をつくります。
基本的に治療方法は大人の矯正と大差はありませんが、歯が生え変わるタイミングや様子などを観察しつつスムーズに矯正が進められるようにします。
また、小児矯正で使用する装置は、多くが家庭で本人に装着してもらうタイプが多いため、家族の協力が必要です。さらに、矯正中は虫歯になりやすくなるので、ブラッシングなどケアがとても大切になってきます。ですが、小児矯正の場合1~2か月間隔で定期健診に行くため効率的に虫歯予防ができます。
小児矯正の効果は、顎の成長過程である程度コントロールすることができるのでスムーズに歯が動いたり、とてもいい結果を得ることができます。また、大人になってから再矯正が必要となった場合でも、治療期間が短くなり良い結果が得られやすくなります。なによりも、早い段階でコンプレックスを取り除くことで、子供の成長にプラスになる利点があります。
小児矯正歯科治療の費用についてですが、矯正装置の種類や治療内容によっても金額は上下します。
患者様個人に合った治療計画を提案させていただきます。