2018.11.04
インプラント治療に必要な検査と流れ
府中市の歯医者 たかすぎ歯科クリニックです。
インプラント治療が受けられる歯科医院は多くなっています。インプラント治療では事前にCT検査をする必要があり、歯科用CTでは一般のCTよりも細かい断層で切って撮影ができます。数分で終わる検査で、撮影に時間はかかりません。
実際の治療に移行する前には、歯肉を刺して調べる歯周病検査も行います。歯周病検査では歯の揺れの大きさや測定時における歯周ポケットからの出血があるかどうか、歯周ポケットの深さなどを確認します。測定にはプローブと呼ばれるメモリの付いた医療器具を使用します。プ
ローブを使って測定をするために、歯周病検査はチクチクとする感じを患者は受けます。インプラント施術を行ってからは、口の中全体の治療として歯周病や虫歯がある際には治療が行われます。これらの治療が完了してからは、健康診断のようにメンテナンスを行います。
インプラントが安定して機能するためには、より良い状態を長く維持させる必要があります。そのためにメンテナンスは重要で、歯科医院によって行われる間隔には違いがありますが、多くの場合で2か月~半年に1回の割合でメンテナンスをして状態を維持します。
健康診断と同じ感覚で、施術を行った人は一生涯にわたってメンテナンスを受け続けることが重要です。
インプラント治療の流れ
インプラント治療を行うときには、最初に初診相談から入ることになります。
簡単な概要を説明してもらうことになり、この時点で大まかに治療を進めていくかどうするかを決める第一段階です。
本人が治療を受けたいと思っても、状態によっては受けられないこともありますから、ここで検査を行いその後の方針を決めるのです。
次に診断と術前処置を行い、治療計画の立案をします。
口内の状態によってはそのままインプラントをすることができないので、術前処置を行い治療計画を立案となります。
それからインフォームドコンセントが行われ、入念な説明を受け納得をした上で、一次手術と二次手術に移っていきます。
一次手術は骨にインプラントを埋め込む手術で、二次手術は実際に人工歯を取り付ける手術です。
それが終わればその上に装着をすることになり、上部構造の製作と装着となりここでひとまずはインプラント治療が完了することになります。
その後は定期的にメンテナンスをすることになり、半年に一度は歯科医院で診てもらう状態の確認をします。
おおよその流れはこの様になっていますが、細かい部分では歯科医院によって変わってくることもあるので、最終的には直接相談をするのが確実です。