2019.01.08
虫歯になりやすい子供の生活習慣
府中市の歯医者 たかすぎ歯科クリニックです。
虫歯になりやすい子供は、甘いものばかり食べていると思うかもしれません。確かに甘いものは虫歯の原因となり、特に清涼飲料水を好んで飲んでいるお子さんには注意です。食事の回数は1日3回だとしても、こまめにジュースを飲んでいれば、口内に常に糖分が存在することになります。糖質の摂取量だけでなく、頻繁に摂取していることが原因で虫歯になることが多いです。そうした意味では10時や3時のおやつは、避けたほうが安心と言えるでしょう。ただ、これは現実的には難しいことでしょうから、食べたあとはうがいをするように促してあげるのがいいです。食事のあとは歯磨きをするのが基本ですが、お菓子タイムのあとも磨くとなれば面倒です。うがいをするだけでも糖分を洗い流すことができるので、虫歯のリスクを抑えることができます。
間違った歯の磨き方も虫歯を促進させるので注意してください。特にお子さんは正しい磨き方を認識していないことが多く、大人以上に歯垢が付着しているケースが少なくありません。歯垢が増えると口臭の原因となりますし、将来的に歯周病のリスクにもなります。あまり噛まずに飲み込む癖のあるお子さんも、虫歯のリスクが高いと考えてください。しっかりと噛むことは唾液の分泌を増やしてくれますし、顎を強化することにもつながります。やわらかい食べ物ばかり食べていると、虫歯のリスクが高くなるので注意しましょう。硬いものを食べることで咀嚼力が強くなりますし、歯の強度を高めることになります。歯には適度な負荷を与える状況が好ましいため、食べるときはよく噛むように指導してあげましょう。噛むことで唾液分泌が増えて、飲食物の消化をサポートするメリットも期待できます。