2018.11.05
オールオンフォーとは
歯科医院でインプラント治療を行う上での、費用や身体への負担を軽減するために考えられたのが「オールオンフォー」という最新の術式です。少ないインプラントで多くの歯を固定する方法で、最小で4本のインプラント埋入で固定することが可能となっています。従来の方法とは違い歯の根を骨に埋め込むため、自分の歯に負担がかかってしまう心配もありません。また、オールオンフォーは、術後仮歯を使ってすぐに食事することもできます。
入れ歯と違いズレたり外れたりする心配がなく、咀嚼力も高くなります。骨の吸収が進まないため、骨がやせるのも防ぐことができます。埋入本数が少なくすむことで、費用はもちろん体への負担もおさえられるのが大きな魅力です。
一方で、従来のインプラントよりは高額ではないものの、保険適用にはならないので、自己負担額は入れ歯に比べると高くなります。また、手術が必要になるのと術後は定期的なメンテナンスをしなければなりません。
入れ歯で噛み心地や使用に対する不便を感じている人にとっては、自費であることを除けば大きなメリットがある術式でしょう。歯がほとんど残っていない人でも、入れ歯以外の方法で見た目が自然な歯を手に入れることができます。