2019.01.28
歯周病の原因と進行
歯周病の原因
歯周病の直接の原因となるものに、プラークがあげられます。
日本語では歯垢とも呼ばれるプラークですが、なぜこれが歯周病の原因になるのかと言えば、プラークは様々な種類の最近が増殖をして塊となったものであることから、これが付着をすると口の中の健康に悪影響を与えることになります。
プラークそのものが毒素や酵素を放出して歯周組織を破壊することに加え、プラークが固まった歯石によってブラッシングがしづらくなってしまって、ブラシの届かないところから歯周病になってしまいます。
歯周病菌もそのまま歯周病の原因のひとつであり、この菌が歯周に停滞することで炎症を起こしたり晴れたりして、少しずつダメージを与えていきます。
それらが進行をしていくと歯周病ということになります。
環境によっても歯周病になりやすいなりづらいが関わってきて、喫煙習慣があったり歯磨きをあまりしなかったり、ストレスや食生活が原因で歯周病になることもあります。
プラークや歯周病菌は誰にも存在するものですから、実際に歯周病になるのはこれらの環境因子の影響もかなり大きなものとなるわけです。
それ以外にも宿主因子というものがあり、これは年齢や人種、遺伝など体質によるものとなります。
どれだけ入念なケアをしていても宿主因子によって歯周病になりやすい人もいれば、適当なケアでもなりにくい人もいて宿主因子のえいきょうも無視をすることはできません。
原因は複数のものがありますから、必ずしもこれだというものはなく、複数の原因が折り重なって歯周病になることもあります。
歯周病にならないためには、日頃のケアも大切ですが定期的に歯科医院で検診をしてもらって、口の状態をチェックしておくことも重要です。
歯周病の進行
歯のまわりには歯周組織がありますが、この歯周組織に細菌が感染して起こるのが歯周病です。
歯周病の初期は自覚症状がない人が多く、痛みや出血に気づいたときには重症化しているケースもあります。
日本では社会人の多くが歯周病に悩んでいますが、歯周病は小中学生でも発症します。
歯周病は糖尿病などの生活習慣病とも関わっているので、歯科医院での治療に加えて全身の健康もチェックする必要があります。
歯並びが悪いと歯磨きが十分にできなくなり、炎症が起こりやすくなります。
歯に合わない修復物を使っている場合も、歯垢がたまりやすいです。
歯茎に違和感がある場合は、早めに歯科医院で治療を受けることで早い回復が期待できます。
歯周病が進行すると、歯茎が炎症を起こします。
健康な歯茎は薄いピンク色で引き締まっていますが、歯茎に炎症が起こると赤く腫れます。
炎症を起こした歯茎を触ると、血が出ることもあります。
軽度の歯周炎は、歯周病菌が歯周組織に侵入して歯を支えている骨を破壊します。
歯茎と歯の境目の溝が3mmから5mmくらいになり、歯ブラシでの清掃が難しくなります。
歯垢や歯石がたまり炎症が悪化すると中等度の歯周炎を発症します。
中等度歯周炎になると、歯周ポケットが4mmから7mmになります。
中等度歯周炎を放置していると、重度の歯周炎になり歯を支えている骨が溶けて歯がグラグラになってしまいます。
歯周病を防ぐ重要ポイントは、原因となる歯垢を徹底的に落とすことです。
歯周ポケットが深くなると汚れがたまりやすくなり、歯周炎が悪化します。
歯周ポケットが浅いうちに徹底的にクリーニングをして清潔に保っていれば、本来の健康な歯茎に戻り歯を失わずに済みます。